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Channel: COTレポートの読み方
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米ドルの投機筋の動向(2011年10月15日):買い越し枚数が2週間振りに増加!

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 米ドルの方向性を占うために、20111115日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみてみましょう。

下記は、主要6通貨(ユーロ、円、英ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)の投機筋(ノン・コマーシャルズ)の対米ドルでのポジションを合計したものです。米ドル全体のポジション動向をみるために、筆者は上記の6通貨を合算した数値を作成しています。

1115日時点では70,120枚の米ドル買い越しとなりました。10週間連続の米ドル買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて28,428枚増加しました(2週間振りの増加)。

ヘッジファンドやCTAなどの投機筋(ノン・コマーシャルズ)のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTCドル20111115

 下記は、ICE NY (以前のNYBOT、現在はICE NYの傘下にある)に上場されているドルインデックス先物取引の投機筋のポジションを示したチャートです。

 1115日時点で22,530枚の買い越しとなりました。10週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて527枚増加しました(5週間振りに増加)。

投機筋の米ドルに対するスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTCドルインデックス20111115

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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ユーロの動きと投機筋の動向(2011年11月15日時点):ユーロ売り越し枚数は4週間振りに増加!

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ユーロ相場について、IMM通貨先物取引の20111115日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向を確認しておきましょう。

1115日時点では、76,147枚のユーロ売り越しとなりました。12週間連続のユーロ売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて21,890枚増加しました(4週間振りの増加)。

 投機筋のユーロに対するスタンスは、「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTCユーロ20111115

 ユーロ先物と円先物のポジションの差をとれば、ユーロ-円のポジション動向をみることが可能となります。筆者は、クロス円通貨については、2通貨のポジションの差をとってグラフを作成しています。

下記は1115日時点でのユーロ-円のポジション動向のチャートです。109,827枚のユーロ売り越しとなりました。19週間連続のユーロ円売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて27,493枚増加しました(3週間振りの増加)。

 投機筋のユーロ円に対するスタンスは、「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTCユーロ円20111115

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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円相場の動きと投機筋の動向(2011年11月15日時点)…円買い越し枚数は2週間連続で増加!

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IMM円通貨先物取引の投機筋のポジション動向を確認しておきましょう。

20111115時点では33,680枚の円買い越しとなりました。24週間連続の円買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて5,603枚増加しています(2週間連続の増加)。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋(ノン・コマーシャルズ)のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC円20111115

 下記は実需筋(コマーシャルズ=年金などの機関投資家)のポジション動向です。

 2011118日時点では29,702枚の円売り越しとなりました。24週間連続の円売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて4,648枚増加しています(2週間連続の増加)。

実需筋(コマーシャルズ)のスタンスは、「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC円実需20111115

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(11月15日時点)… 売り越し枚数はやや減少!

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遅れましたが、シカゴ日経平均先物取引について、20111115日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。

 下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。

ノン・コマーシャズについては1115日時点では3,895枚の売り越しとなりました。4週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて578枚減少しました(2週間振りに減少)。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋のスタンスは、「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225合計20111115

なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、1115日時点では1,247枚の買い越しとなりました。3週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて24枚減少しました(2週間連続で減少)。

投機筋のスタンスは、「中立」継続と判断します。

 
COTレポートの読み方-CFTC225円20111115



最後に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。

1115日時点では28,582枚の買い越しとなりました。6週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて3,776枚減少しました。

年金など実需筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225実需合計20111115

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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VIX指数の動き(2011年11月23日時点):33.98%、前日比+2.01ポイント

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1123日のNY株式市場は3営業日連続の大幅下落となりました。

イタリア国債など欧州の国債利回りが上昇したため、欧州債務懸念が再び広まり、欧州株式市場が急落、売り先行でスタートしました。ほぼ全面安の展開となり、大引けにかけてさらに下落しています。

なお、ダウ工業株30種平均のAVSも「売り」転換しました。

“リスク回避”の動きが強まり、債券相場は上昇(長期金利は低下)、外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して買われています。

S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、1123日の終値は33.98%となりました。前日比2.01ポイントの上昇で、2営業日振りに上昇しました。投資家心理が悪化したことを示しています。

このところVIX指数は保合い相場となっています。

また、1123日時点のVXVS&P500指数の3カ月ボラティリティ)は35.87%で、前日比1.63ポイントの上昇となりました。2営業日振りの上昇です。


COTレポートの読み方-VIX1-20111123

 下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。


COTレポートの読み方-VIX2-20111123


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ドルインデックスの動き(2011年11月23日):上昇!

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20111123日時点のドルインデックスのAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。

1123日のドルインデックス(NYクローズ時点)は、前日比0.881イント高の79.141ポイントとなりました。2営業日振りの上昇です。投資家の“リスク回避”の動きが続き、米ドルが主要通貨に対して買われています。

 下記はドルインデックスのAVSのチャートです。1123日時点では「買い」継続となっています。1124日時点のSAR値(売買転換値)は76.46ポイントです。上昇トレンドが続いています。


COTレポートの読み方-ドルAVS20111123

下記はドルインデックスの一目均衡表です。1123日の終値は転換線の上、かつ雲の上に位置しています。雲が下値支持線として作用しています。


COTレポートの読み方-ドル一目20111123

 下記はMACDのチャートです。1123日時点では「買い」継続となっています。


COTレポートの読み方-ドルMACD20111123

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NYダウのAVS(2011年11月23日):「売り」転換!

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NYダウ工業株30種平均の日次のAVSチャートを確認しておきましょう。1123日の終値は前日比236.17ドル安の11,257.55ドルとなっています。3営業日連続の下落です。

下記はNYダウ工業株30種平均のAVSのチャートです。

AVS日次モデルは1123日時点で「売り」転換しました。1125日時点のSAR値(売買転換値)は12,001.04ドルです(1124日は休場)。25日の終値がSAR値を上回れば再び「買い」転換することになります。


COTレポートの読み方-NYダウAVS20111123

 下記はMACDのチャートです。1123日時点では「売り」継続となっています。


COTレポートの読み方-NYダウMACD20111123

 下記はRSIのチャートです。14日線と7日線はともに低下中です。7日線は「売られ過ぎ」の領域にあり、14日線も「売られ過ぎ」の領域に近付いてきました。


COTレポートの読み方-NYダウRSI20111123

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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日経平均ボラティリティー指数(2011年11月24日):30.23%、前日比+1.96ポイント

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日経平均ボラティリティー・インデックス(20101119日より算出)のチャートをみてみましょう。

なお、日経平均のヒストリカル・ボラティリティと日経平均インプライド・ボラティリティ(20101118日まで算出)も掲載します。

 1124日時点の日経平均ボラティリティー指数は30.23%となりました(前日比+1.96ポイント)。2営業日振りの上昇で、投資家心理が悪化したことを示しています。

なお、24日のNY株式市場は休場のため、本日(25日)の日経平均ボラティリティー指数は大きくは変動しない見込みです。


COTレポートの読み方-日経VI20111124

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NT倍率の推移(2011年11月24日時点):11.57倍、前日比-0.03ポイント

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久し振りにNT倍率のチャートをみてみましょう。

下記は先物でみたNT倍率のチャートです(ラージ取引の値で計算、201112月限)。1124日時点では11.57倍となりました(前日比-0.03ポイント)。3営業日連続の低下で、2営業日連続で-2シグマの位置を下回りました。


COTレポートの読み方-NT先物20111124

下記は現物指数でみたNT倍率のチャートです。1124日時点では11.56倍となっています(前日比-0.02ポイント)。-2シグマの下に位置しています。


COTレポートの読み方-NT現物20111124

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日経平均のAVSと一目均衡表(2011年11月24日時点):下落基調が続く

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1124日時点での日経平均のAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。

24日の日経平均は前日比149.56円安となりました。4営業日連続の下落で、連日の年初来安値更新です。

下記は、日経平均のトレンドフォローシステムAVSのチャートです。1124日時点では「売り」継続となっています。1125日時点のSAR値(売買転換値)は8,605.65円です。


COTレポートの読み方-225AVS20111124

 下記は日経平均の一目均衡表です。1124日の終値は転換線の下に位置しています。


COTレポートの読み方-225一目20111125

 下記はDMIのチャートです。売り買いが交錯しており、1124日時点では「売り」継続となっています。ADXは上昇中です。


COTレポートの読み方-225DMI20111124

 下記はMACDのチャートです。1124日時点では「売り」継続となっています。


COTレポートの読み方-225MACD20111124

 次に逆張り指標をみてみましょう。

 下記はストキャスティクス13日線のチャートです。「売られ過ぎ」の領域にあります。


COTレポートの読み方-225ストキャス20111124

 短期売買指標(変形騰落レシオ)のチャートです。20日線と10日線はともに低下しています。20日線は中立領域、10日線は「売られ過ぎ」の領域にあります。


COTレポートの読み方-短期売買20111124

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ドルインデックスの動き(2011年11月29日):続落!

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20111129日時点のドルインデックスのAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。

1129日のドルインデックス(NYクローズ時点)は、前日比0.256ポイント安の79.007ポイントとなりました。2営業日連続の下落です。

 下記はドルインデックスのAVSのチャートです。1129日時点では「買い」継続となっています。1130日時点のSAR値(売買転換値)は76.47ポイントです。上昇トレンドが続いています。


COTレポートの読み方-ドルAVS20111129

下記はドルインデックスの一目均衡表です。1130日の終値は転換線の上、かつ雲の上に位置しています。


COTレポートの読み方-ドル一目20111129

 下記はMACDのチャートです。1129日時点では「買い」継続となっています。


COTレポートの読み方-ドルMACD20111129

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SKEW INDEX(スキュー・インデックス)(2011年11月29日時点):116.45%

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20111129日時点のS&P500指数のSKEW INDEX(スキュー・インデックス=ゆがみ指数と訳される)をみてみましょう。

SKEW INDEX(スキュー・インデックス)は、S&P500指数のオプション市場のデータ(アウト・オブ・ザ・マネーのオプション価格)から算出した“リスク指標”のひとつで、筆者が重要視しているVIX指数とは異なるリスクを表しています。ファイナンス理論で、いわゆる“Tail Risk(テイル・リスク)”とか Black Swan Event(ブラック・スワン・イベント)”とかいわれる極端な事象が発生するリスクを示す指標です。

詳細な説明を知りたい方は、CBOEの下記のホームページをご覧ください。

http://www.cboe.com/micro/skew/introduction.aspx

 下記はVIX指数とSKEW指数を合わせたチャートです。SKEW指数は通常100%から150%の間を動きます。指数が高くなるほど、正規分布からはずれた事象が生ずるリスク(テイル・リスク)が高いことを示します。

1129日時点のSKEW指数は116.45%となりました。前日比2.18ポイントの低下です。2営業日振りの低下で、テイル・リスクが減少したことを示しています。

SKEW指数は低水準で推移しており、想定できないリスクが発生する確率が小さいことを示しています。


COTレポートの読み方-SKEW-20111129


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日経平均ボラティリティー指数(2011年11月30日):25.80%、前日比-0.50ポイント

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日経平均ボラティリティー・インデックス(20101119日より算出)のチャートをみてみましょう。

なお、日経平均のヒストリカル・ボラティリティと日経平均インプライド・ボラティリティ(20101118日まで算出)も掲載します。

 1130日時点の日経平均ボラティリティー指数は25.80%となりました(前日比-0.50ポイント)。4営業日連続の下落で、投資家心理の改善が続いていることを示しています。

なお、30日のシカゴの日経平均先物(12月限、円証拠金ベース)は大証終値比225円高の8,645円となっています。VIX指数も3営業日連続で低下し、30%を割り込んできました。このため、本日(121日)の日経平均ボラティリティー指数はさらに低下する見込みです。


COTレポートの読み方-日経VI20111130

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NT倍率の推移(2011年11月30日時点):11.57倍、前日比-0.03ポイント

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1130日時点のNT倍率のチャートをみてみましょう。

下記は先物でみたNT倍率のチャートです(ラージ取引の値で計算、201112月限)。1130日時点では11.57倍となりました(前日比-0.03ポイント)。-1シグマの下に位置しています。


COTレポートの読み方-NT先物20111130

 下記は現物指数でみたNT倍率のチャートです。1130日時点では11.58倍となっています(前日比-0.04ポイント)。-1シグマの下に位置しています。


COTレポートの読み方-NT現物20111130

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VIX指数の動き(2011年11月30日時点):27.80%、前日比-2.84ポイント

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1130日のNY株式市場は大幅高となりました。

中国人民銀行が預金準備率の0.5%引き下げを決定し、金融緩和スタンスに転換したこと、またFRBECB、日銀など主要6中央銀行が、市場へのドル資金供給を拡充するための対応策を発表したことから、米国株式市場は全面高となりました。この日発表された11月のADP全国雇用者数、11月のシカゴ購買部協会景気指数、10月の中古住宅販売がいずれもコンセンサスを大幅に上回る好結果となったことも相場上昇に寄与しています。

本日は月末ということもあり、ドレッシングの要素もあったと考えられます。明日(121日)以降、上昇基調が維持できるかどうかが注目されます。

なお、本日の大幅高で、ダウ工業株30種平均やS&P500指数など主要なインデックスのAVSはいずれも「買い」転換となっています。

“リスク回避”の動きが後退し、債券相場は売られ(長期金利は上昇)、外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して全面安となっています。

S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、1130日の終値は27.80%となりました。前日比2.84ポイントの低下で、3営業日連続で下落しました。投資家心理の改善が続いていることを示しています

終値ベースでは118日以来の30%割れです。20%台前半まで低下するかどうかが、今後のポイントとなります。

また、1130日時点のVXVS&P500指数の3カ月ボラティリティ)は30.58%で、前日比2.63ポイントの低下となりました。3営業日連続の下落です。


COTレポートの読み方-VIX1-20111130

 下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。


COTレポートの読み方-VIX2-20111130


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