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日経平均ボラティリティー指数(2011年12月1日):24.90%、前日比-0.90ポイント

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日経平均ボラティリティー・インデックス(20101119日より算出)のチャートをみてみましょう。

なお、日経平均のヒストリカル・ボラティリティと日経平均インプライド・ボラティリティ(20101118日まで算出)も掲載します。

 121日時点の日経平均ボラティリティー指数は24.90%となりました(前日比-0.90ポイント)。5営業日連続の下落で、投資家心理の改善が続いていることを示しています。

なお、121日のシカゴの日経平均先物(12月限、円証拠金ベース)は大証終値比10円安の8,590円となっています。VIX指数が4営業日連続で低下しており、このため、本日(122日)の日経平均ボラティリティー指数はさらに低下する可能性があります。


COTレポートの読み方-日経VI20111201

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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VIX指数の動き(2011年12月1日時点):27.41%、前日比-2.84ポイント

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121日のNY株式市場はまちまちの動きとなりました。ダウ工業株30種平均とS&P500指数は低下しましたが、ナスダック総合株指数は上昇しています。

利益確定売りで売り先行でスタートしましたが、大きく崩れることはなく、底堅い展開となりました。今晩の雇用統計発表を控えて、様子見気分が強まったともいえます。この日発表された新規失業保険申請件数はコンセンサス予想よりも悪かったのですが、11月のISM製造業景気指数はコンセンサス予想を上回っています。

投資家のリスク許容度が高まったため、債券相場は続落し(長期金利は上昇)、外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して下落しています。

S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、121日の終値は27.41%となりました。前日比0.39ポイントの低下で、4営業日連続で下落しました。投資家心理の改善が続いています

20%台前半まで低下するかどうかが、引き続きの焦点となります。

また、121日時点のVXVS&P500指数の3カ月ボラティリティ)は30.03%で、前日比0.55ポイントの低下となりました。4営業日連続の下落です。


COTレポートの読み方-VIX1-20111201

 下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。


COTレポートの読み方-VIX2-20111201


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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SKEW INDEX(スキュー・インデックス)(2011年12月1日時点):116.90%

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2011121日時点のS&P500指数のSKEW INDEX(スキュー・インデックス=ゆがみ指数と訳される)をみてみましょう。

SKEW INDEX(スキュー・インデックス)は、S&P500指数のオプション市場のデータ(アウト・オブ・ザ・マネーのオプション価格)から算出した“リスク指標”のひとつで、筆者が重要視しているVIX指数とは異なるリスクを表しています。ファイナンス理論で、いわゆる“Tail Risk(テイル・リスク)”とか Black Swan Event(ブラック・スワン・イベント)”とかいわれる極端な事象が発生するリスクを示す指標です。

詳細な説明を知りたい方は、CBOEの下記のホームページをご覧ください。

http://www.cboe.com/micro/skew/introduction.aspx

 下記はVIX指数とSKEW指数を合わせたチャートです。SKEW指数は通常100%から150%の間を動きます。指数が高くなるほど、正規分布からはずれた事象が生ずるリスク(テイル・リスク)が高いことを示します。

121日時点のSKEW指数は116.90%となりました。前日比0.34ポイントの上昇です。2営業日連続の上昇で、テイル・リスクがやや増加したことを示しています。

ただし、SKEW指数は依然として低水準で推移しており、想定できないリスクが発生する確率が小さいことを示しています。


COTレポートの読み方-SKEW-20111201


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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ドルインデックスの動き(2011年12月1日):4営業日連続の下落!

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2011121日時点のドルインデックスのAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。

121日のドルインデックス(NYクローズ時点)は、前日比0.056ポイント安の78.328ポイントとなりました。4営業日連続の下落です。

 下記はドルインデックスのAVSのチャートです。121日時点では「買い」継続となっています。122日時点のSAR値(売買転換値)は77.66ポイントです。まだ上昇トレンドが続いています。


COTレポートの読み方-ドルAVS20111201

下記はドルインデックスの一目均衡表です。121日の終値は転換線を下回りました。


COTレポートの読み方-ドル一目20111201

 下記はMACDのチャートです。121日時点ではまだ「買い」継続となっています。MACDは低下中です。


COTレポートの読み方-ドルMACD20111201

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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金融ストレス指数の動き(2011年11月25日時点):プラス0.998%、4週間連続で上昇!

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セントルイス連邦準備銀行はフィナンシャル・ストレス・インデックス(St. Louis Financial Stress Index=日本語では“金融ストレス指数”と呼ばれている)という指数を開発し、週ベースのデータを公表しています。最近、日経新聞でも取り上げられ(1129日朝刊16面)、日本でも知られてきたようです。

1125日時点の数値が本日(122日)の早朝に発表されていますので、確認しておきましょう。

金融ストレス指数は、18のデータから算出し、金融市場の不安感を示す指標として使われています。金融ストレス指数が上昇すれば、金融の安定度が低下、ストレスが蓄積されていることを示唆し、逆に金融ストレス指数が低下すれば、金融市場における安定度が増したことを示唆します。

 金融ストレス指数の詳細を知りたい方は、セントルイス連銀が公表している下記のページを参照してください。

http://research.stlouisfed.org/publications/net/NETJan2010Appendix.pdf

 下記は金融ストレス指数のチャートです。

1125日時点ではプラス0.998%となっています。前週比0.073ポイントの上昇で、4週間連続で上昇しています。金融市場におけるストレスが強まっていることを示しています。

ただし、今週半ばに、矢継ぎ早に好材料が出たことから、金融市場を取り巻く環境は劇的に変わりつつあります。来週金曜日に発表される122日分の金融ストレス指数がどの程度低下するのか、あるいは低下しないのか、注目する必要があります。


COTレポートの読み方-金融ストレス1-20111125

 下記は金融ストレス指数とVIX指数を合わせたチャートです。概ね似た動きをしていることがわかります。


COTレポートの読み方-金融ストレス2-20111125


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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VIX指数の動き(2011年12月8日時点):30.59%、前日比+0.54ポイント

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128日のNY株式市場は急落しました。

ECB定例理事会で0.25%の利下げと銀行向けの期間3年の資金供給枠を設けることが決定しましたが、ドラギECB総裁がユーロ圏の国債買い入れ規模の増額について慎重な発言をしたことから、寄り付きから売り先行でスタートしました。また、EBA(欧州銀行監督機構)がストレステストの結果を公表し、想定以上の資本増強が必要であることが明らかになったことも悪材料となりました。引けにかけてさらに下げ幅を拡大させました。この日発表された新規失業保険申請件数はコンセンサス予想よりもよかったのですが、相場には影響していません。

投資家のリスク回避の動きが強まったため、債券相場は上昇し(長期金利は低下)、外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して上昇しています。

S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、128日の終値は30.59%となりました。前日比1.92ポイントの上昇で、5営業日連続で上昇しました。投資家心理の悪化が続いていることを示唆しています。

終値ベースでVIX指数が30%を超えるのは1129日以来です。

また、128日時点のVXVS&P500指数の3カ月ボラティリティ)は32.09%で、前日比1.47ポイントの上昇となりました。4営業日連続の上昇です。


COTレポートの読み方-VIX1-20111208

 下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。


COTレポートの読み方-VIX2-20111208


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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SKEW INDEX(スキュー・インデックス)(2011年12月8日時点):115.37%

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2011128日時点のS&P500指数のSKEW INDEX(スキュー・インデックス=ゆがみ指数と訳される)をみてみましょう。

SKEW INDEX(スキュー・インデックス)は、S&P500指数のオプション市場のデータ(アウト・オブ・ザ・マネーのオプション価格)から算出した“リスク指標”のひとつで、筆者が重要視しているVIX指数とは異なるリスクを表しています。ファイナンス理論で、いわゆる“Tail Risk(テイル・リスク)”とか Black Swan Event(ブラック・スワン・イベント)”とかいわれる極端な事象が発生するリスクを示す指標です。

詳細な説明を知りたい方は、CBOEの下記のホームページをご覧ください。

http://www.cboe.com/micro/skew/introduction.aspx

 下記はVIX指数とSKEW指数を合わせたチャートです。SKEW指数は通常100%から150%の間を動きます。指数が高くなるほど、正規分布からはずれた事象が生ずるリスク(テイル・リスク)が高いことを示します。

128日時点のSKEW指数は115.37%となりました。前日比0.20ポイントの低下です。2営業日振りの低下で、テイル・リスクが減少していることを示しています。想定できないリスクが発生する確率が小さいことを意味しています。

8日の株式市場ではVIX指数が上昇し、株価が急落しています。にもかかわらず、SKEW指数は低位を維持しているため、筆者は相場の波乱は限定的だとみています。


COTレポートの読み方-SKEW-20111207


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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ドルインデックスの動き(2011年12月8日):反発!

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2011128日時点のドルインデックスのAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。

128日のドルインデックス(NYクローズ時点)は、前日比0.347ポイント高の78.832ポイントとなりました。4営業日振りの反発です。“リスク”回避の動きで、米ドルが主要通貨に対して買い戻しが入っています。

 下記はドルインデックスのAVSのチャートです。128日時点では「買い」継続となっています。129日時点のSAR値(売買転換値)は78.08ポイントです。


COTレポートの読み方-ドルAVS20111208

下記はドルインデックスの一目均衡表です。128日の終値は転換線を上回ってきました。


COTレポートの読み方-ドル一目20111208

 下記はMACDのチャートです。128日時点では「売り」継続となっています。


COTレポートの読み方-ドル一目20111208

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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VIX指数の動き(2011年12月9日時点):26.38%、前日比-4.21ポイント

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128日のNY株式市場は大幅反発しました。

EU首脳会議でIMFへの資金拠出、EFSFの機能強化、ESM(欧州安定メカニズム)の設置前倒しなどが決定したため、金融関連株を中心に買われました。この日発表された12月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)がコンセンサス予想を上回ったことなどもプラスに作用しています。買い戻しも加わって、ほぼ全面高の展開となっています。

投資家のリスク回避の動きが弱まったため、債券相場は下落しています(長期金利は上昇)。ただ、外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して下落し、ドルインデックスも2営業日振りに下落しています。

S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、129日の終値は26.38%となりました。前日比4.21ポイントの大幅低下で、6営業日振りに下落しました。投資家心理が急速に改善したことを示唆しています。

VIX指数は再び30%を下回ってきました。米国株式市場の危機は目先回避されたようです。

また、129日時点のVXVS&P500指数の3カ月ボラティリティ)は29.53%で、前日比2.56ポイントの低下となりました。5営業日振りの下落です。


COTレポートの読み方-VIX1-20111209

 下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。


COTレポートの読み方-VIX2-20111209

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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SKEW INDEX(スキュー・インデックス)(2011年12月9日時点):116.83%

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2011129日時点のS&P500指数のSKEW INDEX(スキュー・インデックス=ゆがみ指数と訳される)をみてみましょう。

SKEW INDEX(スキュー・インデックス)は、S&P500指数のオプション市場のデータ(アウト・オブ・ザ・マネーのオプション価格)から算出した“リスク指標”のひとつで、筆者が重要視しているVIX指数とは異なるリスクを表しています。ファイナンス理論で、いわゆる“Tail Risk(テイル・リスク)”とか Black Swan Event(ブラック・スワン・イベント)”とかいわれる極端な事象が発生するリスクを示す指標です。

詳細な説明を知りたい方は、CBOEの下記のホームページをご覧ください。

http://www.cboe.com/micro/skew/introduction.aspx

 下記はVIX指数とSKEW指数を合わせたチャートです。SKEW指数は通常100%から150%の間を動きます。指数が高くなるほど、正規分布からはずれた事象が生ずるリスク(テイル・リスク)が高いことを示します。

129日時点のSKEW指数は116.83%となりました。前日比1.46ポイントの上昇です。2営業日振りの反発で、テイル・リスクが増加していることを示しています。想定できな

いリスクが発生する確率がやや高まったことを意味しています。ただし、水準は依然として低位を維持しています。


COTレポートの読み方-SKEW-20111209


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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日経平均ボラティリティー指数(2011年12月9日):24.61%、前日比+2.01ポイント

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日経平均ボラティリティー・インデックス(20101119日より算出)のチャートをみてみましょう。

なお、日経平均のヒストリカル・ボラティリティと日経平均インプライド・ボラティリティ(20101118日まで算出)も掲載します。

 129日時点の日経平均ボラティリティー指数は24.61%となりました(前日比+2.01ポイント)。2営業日連続の上昇で、投資家心理が悪化したことを示しています。

なお、129日のシカゴの日経平均先物(20123月限、円証拠金ベース)は大証終値比125円高の8,645円となっています。また、VIX指数が6営業日振りに急落し、30%台を再び割り込んでいます。このため、本日(1212日)の日経平均ボラティリティー指数は低下する可能性が高いといえます。


COTレポートの読み方-日経VI20111209

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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VIX指数と投機筋の動向(2011年12月6日時点):買い越し枚数がやや増加!

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筆者が重要視しているVIX指数は、先物取引がCBOEChicago Board Options Exchange)で取引されています。

VIX指数先物の2011126日時点のポジション動向をみておきましょう。

下記はノン・コマーシャルズ(投機筋)のポジション動向とVIX指数を合わせたチャートです。

126日時点では1,053枚の買い越しとなりました。3週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて278枚増加しています(2週間振りの増加)。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋(ノン・コマーシャルズ)のVIX指数に対するスタンスは、まだ「中立」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTCVIX投機20111206

 下記はコマーシャルズ(実需筋)のポジション動向とVIX指数を合わせたチャートです。

126日時点では4,786枚の売り越しとなりました。3週間連続の売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて110枚増加しています(2週間振りの増加)。

機関投資家など実需筋(コマーシャルズ)のVIX指数に対するスタンスは、「弱気」継続と判断します。

なお、実需筋はヘッジ手段としてVIX指数先物を活用しています。


COTレポートの読み方-CFTCVIX実需20111206

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金融ストレス指数の動き(2011年12月2日時点):プラス0.887%、5週間振りに低下!

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セントルイス連邦準備銀行はフィナンシャル・ストレス・インデックス(St. Louis Financial Stress Index=日本語では“金融ストレス指数”と呼ばれている)という指数を開発し、週ベースのデータを公表しています。最近、日経新聞でも取り上げられ(1129日朝刊16面)、日本でも知られてきたようです。

122日時点の数値が129日の早朝に発表されていますので、確認しておきましょう。

金融ストレス指数は、18のデータから算出し、金融市場の不安感を示す指標として使われています。金融ストレス指数が上昇すれば、金融の安定度が低下、ストレスが蓄積されていることを示唆し、逆に金融ストレス指数が低下すれば、金融市場における安定度が増したことを示唆します。

 金融ストレス指数の詳細を知りたい方は、セントルイス連銀が公表している下記のページを参照してください。

http://research.stlouisfed.org/publications/net/NETJan2010Appendix.pdf

 下記は金融ストレス指数のチャートです。

122日時点ではプラス0.887%となっています。前週比0.112ポイントの低下で、5週間振りに下落しています。金融市場におけるストレスがやや弱まったことを示しています。このまま低下傾向が続くのか、あるいは一時的なものなのか、次回の数値に注目したいところです。


COTレポートの読み方-金融ストレス1-20111202

 下記は金融ストレス指数とVIX指数を合わせたチャートです。概ね似た動きをしていることがわかります。


COTレポートの読み方-金融ストレス2-20111202


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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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S&P500指数の中期的な動き(2011年12月9日):2週間連続で上昇!

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129日時点のS&P500指数の週足ベースのいくつかのチャートをみてみましょう。

S&P500指数は前週比+0.88%となりました。2週間連続の上昇です。

 下記はS&P500指数の週足のボリンジャーバンドです(30週平均を利用)。129日時点では30日移動平均を上回ってきました。


COTレポートの読み方-SP500週Bollinger20111209

下記はAVSの週足モデルのチャートです。

AVS週足モデルは、122日時点で「買い」転換しましたが、9日時点では「買い」継続となっています。1216日時点のSAR値(売買転換値)は1,167.10ポイントとなっています。


COTレポートの読み方-SP500AVS週20111209

 下記はAVSの日足モデルのチャートです。

AVS日足モデルは、1130日時点で「買い」転換したあと、129日時点では「買い」継続となっています。1212日時点のSAR値(売買転換値)は1,179.35ポイントとなっています。


COTレポートの読み方-SP500AVS20111209

 下記はDMI週足のチャートです。129日時点で「買い」転換しています。ADXは低下中です。


COTレポートの読み方-SP500週DMI20111209

 下記は週足ベースのMACDのチャートです。129日時点では「買い」継続となっています。


COTレポートの読み方-SP500週MACD20111209

 下記はRSI27週と8週のチャートです。27週線は上昇、8週線は低下しています。ともに中立領域にあります。


COTレポートの読み方-SP500週RSI20111209

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(2011年12月6日時点)… 売り越し枚数が減少!

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シカゴ日経平均先物取引について、2011126日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。

 下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。

ノン・コマーシャズについては126日時点では4,639枚の売り越しとなりました。7週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて1,245枚減少しました(2週間振りの減少)。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋のスタンスは、まだ「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTCVIX投機20111206

なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、126日時点では3,338枚の売り越しとなりました。2週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて348枚減少しています。

投機筋のスタンスは、「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225円20111206

最後に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。

126日時点では29,954枚の買い越しとなりました。9週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて2,810枚増加しました(4週間振りの増加)。

年金など実需筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225実需合計20111206

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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対外及び対内証券売買契約の状況(2011年12月10日に終わる週):再び資金流入超!

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20111210日に終わる週の対外及び対内証券売買契約の状況(指定報告機関ベース)が発表されましたので、確認しておきましょう。

非居住者による株式の取得・処分状況(1210日に終わる週)は3,039億円の処分超過(売り越し)となりました。2週間振りの売り越しです。

外国人投資家の日本株に対するスタンスは、123日時点で「弱気」から「中立」に変わりましたが、1210日時点では「中立」から再び「弱気」に変わったと判断します。


COTレポートの読み方-証券投資株式20111210

下記は非居住者による公社債の取得・処分状況です。1210日に終わる週は9,826億円の取得超過(買い越し)となりました。2週間連続の買い越しで、買い越し金額は前週(908億円)に比べて大幅に増加しています。


COTレポートの読み方-証券投資債券20111210

 下記は、対外及び対内証券売買契約(株式・中長期債・短期債のすべてを合計したネットの数値)の合計値および4週平均値と、ドル円相場を合わせたチャートです。

このグラフは、週ベースでの証券投資の流れがドル円相場にどう影響しているかを示唆するチャートとなります。

ただ、中長期債の投資の場合は、通常、為替ヘッジを行いながら投資する場合が多いため、単純に数値の合計額だけをみて判断することは危険です。ご注意ください。

 1210日に終わる週は、3,732億円の資金流入超に変わりました。4週間振りの資金流

入超です。

これはドル円相場にとっては円高圧力に変わったことを意味します。


COTレポートの読み方-証券投資合計20111210

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ゴールド・ボラティリティ・インデックス(GVZ)の動き(12月14日時点):28.63%

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シカゴオプション取引所(CBOE)は2010年秋から、原油価格のボラティリティ・インデックス(OVX=オイル・ボラティリティ・インデックス)とゴールド(金)のボラティリティ・インデックス(GVZ=ゴールド・ボラティリティ・インデックス)を公表しています。ともに先物取引も上場されています。

GVZの詳細については下記のホームページを参照してください。過去データも掲載されています。

http://www.cboe.com/micro/gvz/introduction.aspx

 下記はGVZと金先物(1限月)の日次チャートです。

1214日時点のGVZ28.63%となっています。前日比4.53ポイントの上昇で、3営業日連続で上昇しています。投資家心理が悪化していることを示しています。GVZは再び上昇基調に入った可能性があります。

なお、金先物価格は1トロイオンス=1600ドルを割り込んできました。目先は調整局面が続きそうです。

これはドルインデックスが上昇トレンドに入ったことも影響しているようです。


COTレポートの読み方-GVZ1-20111214

 下記は20084月以降のチャートです。“リーマン・ショック”が起こった2008916日のGVZ40.18%で、その後1010日には64.53%まで上昇しています。

その水準まで上昇する可能性は小さいとみています。


COTレポートの読み方-GVZ2-20111214

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